• TOP  >  
  • 患者様とのエピソード

TASK歯科・矯正歯科の院長紹介
TASK歯科・矯正歯科の院長紹介

A様との出会いは令和元年の事でした。
「前歯が外れそうなのでインプラントはできるでしょうか?」
というご相談でした。

治療前のお口の状態

生い立ち

生い立ち

A様は小学生から大学生までの長期間、大学病院で矯正治療を受けられていたのですが、担当の先生は次々と変わり、治療方針もよくわからないままだったそうです。
そして矯正治療中にむし歯がどんどん進行し、結果的に若くして歯を数本抜くことになってしまいました。
そして矯正治療は終わりましたが、良い歯並びにはならず、見た目も悪いまま終了となってしまいました。
残念ながら、このように矯正治療を受けられたのに、理想的なゴールにたどり着いていない患者様は一定数いらっしゃいます。
矯正したのに歯並びが治っていない方は、奥歯に咬み合わせの負担がかかったり、抜歯をして矯正を行っていた場合、通常の人よりも歯が少ないため、残っている歯にむし歯や歯周病の問題が出たときに対応が難しくなってしまいます。

A様の場合

  • 矯正治療の間にむし歯が進行し、歯を数本抜かないといけなくなってしまった。
  • 骨格が左右非対称で、長引く矯正治療の間に骨格の左右差が更に大きくなってしまった。
  • 歯を抜いたときに顎の骨が溶けてしまい、それによって右上の唇が凹んでしまっている。
  • 咬み合わせが悪いまま、被せ物などの治療をしているので、機能的にも見た目的にも悪くなってしまっている。

以上のように診断しました。

Treatment

(1)仮の入れ歯で見た目の改善を行う

まずはA様の見た目の改善と機能の回復が必要でした。
A様の場合、歯を失ったことで顎の骨が凹んでしまっているため、唇も凹んで見えてしまいます。更に骨格も非対称です。
まずは出来上がる前の試作の段階で仮の入れ歯をお口に入れていただき、あらゆる角度からチェックをしながら自然かどうかを確認させて頂きます。

生い立ち

生い立ち

一度ではうまくいかないため、見た目が自然に見えるように何度も何度も確認をさせていただきました。

完成した最初の入れ歯

生い立ち

そして完成した最初の入れ歯がこちらです。
まず上の歯が真っ直ぐ並ぶように上の入れ歯を作成しました。こちらはとりあえずの最初の入れ歯なので、これからきれいな入れ歯を作るための環境改善をして準備をしていきます。

(2)きれいな入れ歯を入れるための環境作り

まず最初の入れ歯はできましたが、A様は下顎の骨が一部盛り上がっているため、きちんとした入れ歯を入れるためには盛り上がった部分を少し落とす必要がありました。

生い立ち 顎の骨が盛り上がっているため入れ歯を入れるスペースが少ない。
生い立ち 盛り上がった部分を削合後入れ歯が入るスペースができました。

このようにする事でしっかりした入れ歯を入れることができ確実に安定させることができます。

(3)入れ歯か?インプラントか?再度の診断とご提案

次に現状を再度評価し、最終的にどのような治療が患者様にとって最適かをご提案させていただきました。
A様はインプラントをご希望されていましたが、A様の場合、場所によっては顎の骨が極端に少なくインプラントを使っての機能面、審美面での回復は難しい状況でした。
仮にそれでもインプラント治療を行うとしたら大掛かりな骨を作る手術が必要です。
患者様の手術への負担、残っている歯との兼ね合い、今後トラブルが出にくい治療法など総合的にみて『見た目の良い快適な入れ歯』を作成していくご提案をさせていただきました。
「先生にお任せします」と快く承諾していただけましたのでそのままゴールに向かって治療を続けていくこととなりました。

(4)『見た目の良い快適な入れ歯』の秘訣

生い立ち

上の残っている歯は、小さな被せ物でカバーをし、その上から総入れ歯を入れることにしました。
この残っている歯は入れ歯を安定させたり維持させる役割を担います。
奥の歯はストッパーとして入れ歯が沈み込むのを防ぐために抜かずに蓋をして置いておきます。

生い立ち 出来上がった最終のものとほぼ同じ形の仮の入れ歯

下の前歯は残ってはいましたが、レントゲンで見ても長くもつ状態ではなかったので抜歯する事になりました。
環境改善をし、快適な入れ歯を作る準備は整ってきましたが、このまま最終の入れ歯を作るのではなく、その前に最終のものを想定した、最終のものとほぼ同じ形の仮の入れ歯をもう一つ作ります。
完成前にもうひと手間かけることで、より快適な入れ歯が出来上がるわけです。

(5)完成まで後少し

下の歯は抜歯と同時に入れ歯が入ったため、歯ぐきの傷が落ち着くのを待つ必要があります。歯ぐきの状態が落ち着いたあと、いよいよ最終の入れ歯の作成に移っていきます。
最終の入れ歯は、仮の入れ歯で繰り返し修正してきた見た目の問題や機能面での問題がないのを確認した後に作成します。最終のものは使う素材などが違うため、見た目も更にきれいに仕上がりました。

生い立ち

生い立ち

このように、仮の入れ歯で何度も何度も調整を繰り返してきたからこそ、最終の入れ歯では調和のとれた良いものが完成します。
そしてA様からも「人前で口を開けるのが嫌だったけど、見た目が良くなって何よりしっかり咬めるのが本当に嬉しい。とても満足しています。」と大変喜んでいただけました。

Completion

A様から「入れ歯でもストレスなく食事ができる」と喜んでいただき、その後も定期的にメンテナンスにお越しいただいております。
入れ歯に対するイメージが悪い方も多いかと思いますが、仮の入れ歯で何度も検証してから最終のものを作成することで快適な入れ歯を作成することは可能です。

快適な入れ歯は根気が必要で職人のような作業ですが、患者様から「入れ歯にして本当に良かった」と心から喜んでいただけるので、私も嬉しいです。
これからもインプラントができない方や抵抗がある方に対し、快適な入れ歯をご提供させていただければと思っております。

Detail

生い立ち 治療前
生い立ち 治療後
生い立ち 治療前
生い立ち 治療後
年代・性別 50代・女性
治療内容 入れ歯治療
治療期間 2年
治療費用 170万円(税込)
リスク・副作用 個人差や使用方法等により、稀に割れたり壊れる可能性があります。

WEB診療予約

ご相談フォーム

TEL 0721-54-6666

WEB診療予約

ご相談フォーム