Blog 重度歯周病で歯がグラグラ…72歳男性が入れ歯でしっかり噛めるようになった症例
重度歯周病で噛めなくなっていた72歳男性
今回ご紹介するのは、72歳男性の患者様です。
初診時、お口の中には14本の歯が残っていましたが、歯周病が大きく進行しており、多くの歯に強い揺れが認められました。
そのため、
「噛みにくい」
「硬いものが食べられない」
「食事のたびにストレスを感じる」
というお悩みを長年抱えておられました。
62歳頃に前歯のブリッジ治療を受けて以降は歯科医院への通院が途絶えており、その間に歯周病が進行してしまったと考えられます。


重度歯周病と診断し、抜歯を提案しました
検査の結果、重度歯周病と診断しました。
歯を支える骨が大きく失われ、歯の揺れも著しかったため、長期的にしっかり噛める状態を目指すには、残念ながら歯を残すことは難しいと判断しました。
歯をすべて抜く場合の治療方法には、インプラントと入れ歯があります。
今回は患者様のご希望やお口の状態を踏まえて、自由診療の入れ歯による治療をご提案しました。
当院では、見た目の自然さだけでなく、しっかり噛めることや長く快適に使えることを重視した入れ歯づくりを行っています。
抜歯後も日常生活に配慮した治療を行いました
歯をすべて抜いた当日から歯がない状態になってしまうと、食事や会話に大きな支障が出てしまいます。
そこで今回は、事前に仮の入れ歯を製作し、抜歯直後から使用できるようにしました。
また、抜歯後は歯ぐきや顎の骨の形が少しずつ変化するため、その変化に合わせて入れ歯を細かく調整しながら治療を進めました。
この工程を丁寧に行うことで、最終的な入れ歯がより安定し、快適に使用できるようになります。



自由診療だからできる、しっかり噛める入れ歯づくり
入れ歯は、型を取ればすぐに完成するものではありません。
しっかり噛める入れ歯を作るためには、噛み合わせや歯ぐきの状態を何度も確認しながら調整を重ねることが重要です。
保険診療とは製作工程や使用できる材料が異なるため、時間をかけて精密に製作することで、より高いフィット感や安定感を目指すことができます。

完成した入れ歯と治療後の変化
完成した入れ歯はお口にしっかりとフィットし、安定した噛み合わせを得ることができました。
患者様からは、
「これまで噛み切れなかったお肉が食べられるようになった」
と大変喜んでいただきました。
また、ご家族からも、
「以前の歯よりも口元がきれいになった」
とのお言葉をいただき、見た目の面でもご満足いただくことができました。

重度歯周病や入れ歯でお悩みの方へ
最近ではインプラント治療を選択される方も増えていますが、すべての方にとってインプラントが最適とは限りません。
お口の状態やご希望によっては、入れ歯でもしっかり噛める状態を目指すことが可能です。
「歯がグラグラしている」
「もう抜くしかないと言われた」
「インプラントには抵抗がある」
「入れ歯でもしっかり食事を楽しみたい」
そのようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度TASK歯科・矯正歯科へご相談ください。
詳細
| 年代・性別 | 70代・男性 |
| 治療期間 | 約1年 |
| 治療費用 | 約120万 |
| リスク・副作用 | 残っている歯の状態や噛み合わせによって適応を慎重に判断する必要があります。長く快適に使用するためには定期的なメンテナンスが重要です。 |
監修者情報

歯科医師(院長) 中田 佑
2011年 愛知学院大学歯学部卒業
2023年 TASK歯科・矯正歯科開業
人生100年時代において、生涯に渡りしっかりと自分の歯で噛んで食事をしていただけるように、適切なアドバイスやサポートをさせていただいています。研鑽を積み、培ってきた知識と治療技術を活かし皆様に貢献していきたいと思っております。

